ビジネスフォン、PBXで使える機能は多少の差が有りますが、どこのメーカーどの機種でも基本的にはさほど変わりは有りません。 |
ビジネスフォンの主な機能 |
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ダイヤルイン制御(モデムダイヤルイン・PBダイヤルイン) |
着信した番号によりビジネスフォンの動作を制御する方式。
1000番にかかってきたら会社の代表番号として電話機のボタン1を光らせてベルを鳴らすとか、2000番にかかってきたらFAXへ着信させるというような番号毎に使い方をわける事が可能。
電話番号毎に、着信する数の制限や、転送制御などまで出来る機種もあります。
最近のISDNとかひかり電話の制御はほとんどがこの方式で使われるようになってきています。 |
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ナンバーディスプレイ |
場合によりNTTへの申込が必要となります。
外線着信時に、かけてきた相手の番号(名前)を表示させる機能。
ビジネスフォンの短縮番号登録と連動して相手先の名前を表示させる事が出来る場合もあります。
また、CTIというパソコンと連動させる事で、かけて来たお客様の情報をパソコンの画面に表示させたりする事も出来ます。
迷惑電話を防止する場合にもこの機能が必要となります。
相手が、デジタル回線を使用して電話をかけてきた場合には、NTTへの申込をしなくても、表示をしたりする事は可能ですが、全ての電話着信に対応が必要な場合には、NTTなどのキャリア(通信会社)との別途申込が必要です。
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外線転送(自動・手動) |
かかってきた電話を、ビジネスフォンの設定により自動的に他の場所へ転送する事が出来ます。
一度、電話を受けて応対した後に他の場所へ手動で転送する事も出来ます。
例えば、外出先の営業の携帯に電話をしてみて、電話がつながる事が確認出来たら転送操作をするといった使い方が出来ます。 |
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ハンズフリー(外線・内線) |
受話器(ハンドセット)を持たずに電話が出来ます。
機種により外線通話も出来るもの、内線のみのもの、使う時には別途部品が必要な場合などがあります。 |
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内線通話・会議通話機能 |
内線番号をダイヤルする事で任意の内線電話機を呼び出し通話が出来ます。
FAXを複数台接続して内線FAX化する事も可能です。
複数の拠点を、ネットワーク化する事でその間の内線通話も可能です。
また、複数の内線電話機、外線を使用して何名かで同時に通話をする事も出来ます。
メーカー機種により仕様は変わります。
機種により、別部品会議通話ユニットが必要です。 |
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短縮ダイヤル・ワンタッチダイヤル |
システム共通、グループ毎、個別などの短縮ダイヤル機能、最近の機種では1000箇所ぐらい登録できるものが多い。
パソコンでの、短縮データ管理が可能となってきています。
相手先の番号だけでなく、名前を登録する事により名前などでの検索が可能です。
また、相手から通知される番号情報と一致した場合にディスプレイに、相手先の名前を表示する事なども可能です。 |
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システム間接続(ネットワーク機能) |
本社、営業所間、工場間など離れた事務所のビジネスフォンのシステムを接続してひとつのシステムのようにして使う事が出来ます。
専用線という特殊な回線を使ったり、ISDN、あるいはデータ用の通信回線を使いVPN(仮想内線網)という方式を使ってひとつのネットワークとして使えます。
ネットワーク化をしてどういう機能が共有出来るかはメーカー、機種によりまったく違います。
中には、ネットワーク化が出来ない機種もあります。
構成によっては、小規模のオフィスでは主装置を置かずに、電話機だけを設置して使うようなシステムを作ることも出来ます。 |
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ボイスメール・留守電機能他 |
内蔵の留守電機能、あるいはその発展型のボイスメール機能。
留守電のみではなく、お待たせメッセージ(VRS)の送出など色々な用途で使えるものが増えています。
その他、携帯電話機、パソコンとの連動機能など、音声通信に留まらず、ひとつのビジネス機器、コミュニケーション用の基幹システムとして、仕事のキーポイントとして使用出来る様々な機能を搭載した機種もあります。 |
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ビジネスフォン、PBXで使える機能は多少の差が有りますが、どこのメーカーどの機種でもさほど変わりは有りません。
ビジネスフォンの、新規導入や入れ替えを考える場合は、どんな使い方が出来たら、より便利に使えるだろうかという事も考えてみるべきだと思います。 |
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ビジネスフォンとは!? |
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ビジネスフォン・PBXで使う主なユニット(構成品) |
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ビジネスフォンで使える端末・電話機の種類 |
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