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導入事例　　IP内線化によるコスト削減と拠点間（フロア間）AXリンクによる営業効率改善

導入機種 ＮＥＣ　ＡｓｐｉｒｅWX  基本仕様  電話回線（外線）  NTTひかり電話PRI、BRI混在収容 電話機  IP多機能電話機１００台別フロアはレガシー多機能電話機  特記事項  ひかり電話をPRI（INS１５００相当）とBRIで混在収容。 本社機能と統合した部門・拠点による使い分け。 本社フロアは、IP多機能電話機で人員の移動も、簡易的に出来る様に改善。 複数フロアを、使用しておりフロア間が配線ルートの問題で、電話配線ではなく光ケーブルによるＬＡＮ配線で接続。 外線のシェア、内線相互通話、構内PHS運用の為、別主装置を同一システムとして、運用が可能なAspireシリーズ独自のAXリンク機能で接続。 構内ＰＨＳの、ＣＳ（ｱﾝﾃﾅ）は複数のシステムの、アンテナが混在すると誤作動の懸念が高くなります。 全拠点、NECAspireシリーズをご利用いただいています。

内容

元々、NECAspireシリーズを使用。 　本社移転、部門・拠点の統合、移転後の通信コスト・工事コストの削減を踏まえて検討を開始しました。 　 　機種選定にあたり、IP回線（外線系）IP内線などのIP系技術との親和性の高さ、更に既設のレガシー（従来型）電話機の混在などの柔軟性の高さからAspireWXを選定。 　ＩＰ多機能電話機への、給電はすべて１６ポートＰｏＥＨＵＢ（給電ＨＵＢ）で統一しました。 　ＨＵＢの、配置はお客様でも容易にケーブルの脱着が可能な場所に配置しています。 　電話機用の、パッチケーブルは前席に配線済み。 　電話機を、持参して接続すればどの席でも使用が可能です。 　大幅な、レイアウト変更、増設がない限りは原則、電話工事は不要です。

結果

本社では、元々席替えが多く都度工事が発生していました。 　が、ほとんどの場合でＩＰ多機能電話機を持って、席替えをするだけで済むようになっています。 　部門毎に、移動しながら通話が可能になるよう、構内ＰＨＳも併用しています。

まとめ

ビジネスフォンの、IＰ内線化はシステム構成が高額となる為、メリットを出し辛い場合が多いです。 　レイアウト変更が多く、ＯＡフロアの場合にお客様が配線を移設する場合があります。 　が、ケーブル破損などのトラブルも多く発生しています。 　今回は、レイアウトにも工夫をした事で、施工後の工事コスト削減にもつながっています。 　弊社としても、単純に本社の工事受注が減ったという事ではなく、全社的な予算の運用で古い機器の入れ替え、他拠点の通信環境の改善など効果的な予算活用、工事が可能となりました。 　拠点で、余った余剰品を他の拠点で利用するなど、無駄の少ない運用が可能にもなりました。

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