| 導入機種 | ＮＥＣ ＡｓｐｉｒｅWX |
| 基本仕様 | |
| 電話回線（外線） | ＮＴＴＩＮＳ１５００回線１回線 |
| 電話機 | ３２ボタン漢字表示電話機４０台、別オフィスにＩＰ多機能電話機２５台 |
| 特記事項 | ・IＮＳ１５００回線使用。 ・ＮＥＣＡｓｐｉｒｅを使用していた。 ・業務拡張の為、本社近くに分室を開設する為に、本社との内線通話、外線の共有を希望されていた。 ・業務上、必要な為相互の事務所にはフレッツひかりを利用、ヤマハのルーターでＶＰＮ接続が必須事項。 ・ルーター配下で、ＶＰＮ接続をして本社と同一設定で、ＩＰ多機能電話機を設置利用。 |
ＩＮＳ１５００回線（２４ｃｈ）で、チャンネル数としては充分であり、本社・分室は同条件での回線利用を実現しています。
当初、分室側にも主装置を設置してのネットワーク化という、案もありましたがコスト削減の要望もあり、分室側にＩＰ多機能電話機を増設するという方向にしました。
拠点間の、セキュアなネットワーク構築で利用される、ＶＰＮ（仮想内線網）を利用しての拠点間接続の実現です。
データ通信網に、Ａｓｐｉｒｅの音声通信データを相乗りさせています。
お客様の、実情に合わせて主装置同士でも、主装置とルーター（サテライト接続）でも、事務所間での内線通話、外線の相互利用を実現できます。
ただし、足回りで利用する光回線の通信速度（帯域）による、通話への影響が起こり得るため、同時に利用する外線、内線通話の検討が必要条件となります。
今回は、分室側の使用頻度が少ない点も含めて、検討した結果ルーター配下でのサテライト接続でも充分という判断をしています。
分室の、IP多機能電話機は本社とまったく同じ設定で動作しています。
当然、分室は分室で別の設定で動作させる事も可能です。
例えば、分室専用の外線を用意して直接分室だけに着信させる事も可能です。
コスト削減の為、一部中古機器も利用しています。
中古機器を、使用する際には動作確認をしていない業者や機器がある為、充分な注意が必要となります。
もちろん、新品でも初期不良はゼロではありませんが。
ルーターの、設定に関しては設置は弊社ではなかったのですが、お客様システム担当者のご協力でＶＰＮ接続もスムーズに行えました。
ただし、細かい部分では旧機種の仕様に合わせなければいけない機能もあります。
今回は、ルーター間のＶＰＮ接続を利用してのサテライト接続となります。
接続先の拠点数、設置するＩＰ多機能電話機台数により、インターネット接続が可能な環境下であれば、ＩＰ多機能電話機が使用出来るＮＡＴ接続という方法もあります。
また、状況によってはスマートフォン・携帯電話の内線化による利用も考えられます。
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